最近、ふと「人を大切にするって、具体的にどういうことだろう」と深く考える機会がありました。
世の中にはたくさんの「大切な人を想う言葉」が溢れています。
でも、ふと立ち止まって考えてみると、「自分を好きでいてくれる人や、自分を肯定してくれる人を大切にする」のは、ある意味ではとても簡単なことなのかもしれません。
自分の味方でいてくれる人に囲まれている時間は、とても心地が良く、安心できるからです。
だけど、それはもしかしたら、相手の向こう側にある「自分」を愛しているだけなのかもしれない――そんな風に思うことがあります。

本当に「人を大切にする」ということ
本当の意味で「人を大切にする」ということは、もっと静かで、もっと深いところにある気がするのです。
例えば、自分とは違う価値観を持っている相手であっても、その人の考えを否定せずに「あなたはそう思うんだね」と認められること。
相手を自分に依存させるのではない、一人の自立した人間として尊重し、見守ること。
つまり、「自分にとって都合が良いから」ではなく、相手の存在そのものに敬意を払うことではないでしょうか。
私が目指したいのは、誰かが誰かを崇拝するような関係ではなく、お互いが自分の足でしっかり立ちながら、そっと手を差し伸べ合えるような、対等で温かい関係です。

まず、自分自身を置き去りにしない
そして、そのように誰かを本当の意味で大切にするために、一番必要なのは「まず、自分自身を徹底的に大切にすること」なのかもしれません。
自分の心や体がカラカラの状態で、無理に誰かを大切にしようとしたり、自分の居場所を守るために誰かの好意を求めたりすると、どこかで歪みが生まれてしまう気がするのです。
我慢の上になりたつ優しさではなく、まずは自分自身の心と体を置き去りにせず、丁寧に労ってあげること。
自分の心に十分な休息と栄養(ゆとり)があってこそ、初めて目の前の大切な方を「ありのまま」丁寧にお迎えできるのだと思います。
だこそ当サロンは、日々を一生懸命がんばる皆様が、まずはご自身を徹底的に労り、大切にできる場所でありたいと願っています。
私自身も、まずは自分の心と体をしっかりと満たしながら、サロンにお越しくださる皆様を温かいゆとりをもってお迎えできるよう、改めて身が引き締まる思いです。
みなさまにとって、「人を大切にする」とはどんな瞬間ですか?


